桟敷ヶ岳(896m)魚谷山(816m)
クリンソウ山行

H21年5月13日(7名)

昨年は魚谷山のクリンソウでしたが、今年は欲張って桟敷ヶ岳〜魚谷山のクリンソウを一つ残らず(?)愛でよう〜と意気込んで花好き7名が出かけます。
運が良ければヤマシャクヤク、コケイランが見られるかも…と言ううたい文句付きです。
出町柳から京都バスで雲ヶ畑岩谷橋で下車、下り立つとビックリするほど空気が冷たくシン!としています。
カエデのトンネルはグリーンシャワーを振りまき、岩屋谷は清流を躍らせ、緑の中の白い花はウツギ、ヤマボウシ、雪を積もらせたようなヤブデマリ、清清しいことこの上ないです。
フィトンチッド、マイナスイオンいっぱい、命の洗濯、心の洗濯、たまにはこうでなくっちゃ〜!
いくらも歩かないうちにもう流れの縁にクリンソウが咲いています。あっちにもこっちにも清流の中にピンクのクリンソウと緑の大きな葉は一際目を引きます。
昨年来ていない人はワイワイ言っていますが、まだまだこれは序の口よ〜と先輩風を吹かせます v(*^^*)v

薬師峠は自然林の大変美しいところです。芦生の原生林を思わせる自然林がこのコースには何ヶ所もあり新緑満喫です。
白い花はガマズミでしょうか、ツツジもチラホラ咲いてとても雰囲気の良い林です。

少しガスが出て白い幻想の森になりました。ガスの中、遠目にぼんやりツツジの色を見るのもいいものです。

山頂手前に鉄塔がありここは吹きさらし、ビュンビュン風が唸っています。ここから少し下り上り返して山頂です。
変わった字体の山名板です。

小雨交じりの風が吹きつけ寒い、寒い、雨の用意はしているけど防寒は薄手の物しか持っていません。
あ〜ぁ、母の日に娘がダウンベストをプレゼントしてくれたのに、置いてきたよ〜残念。仕方ない、雨具を着ようっと。
桟敷ヶ岳からは激下りです。土が湿っているので滑らないよう要注意ですが幸い誰も転びませんでした。

ン?何か…?
この辺りヤマシャクヤクが何となく、どことなくサインを送っているように感じるのです。
あったぁ〜!うす暗い中に真白の花がリンとしています。でも今日は陽差がなく花を開いてくれません。ふっくら白い丸い花を慎ましく閉じています。
対面尾根にはかなりたくさん群生して丸い蕾がいくつも見られ、ヤマシャクヤクオーラがあふれています。あそこまで行きた〜いと約2人が大さわぎしています。
あの場所にはあの白いヤマシャクヤクがぴったり、これ以上はない位マッチして気高く咲き誇っています。まさに高嶺の花です。
来年は行こうね、とコッソリ、ヒソヒソ…ザイルいるかな…。(そんなところに足を踏み入れてはいけません) 
狼峠から魚谷を下ります。ここはクリンソウの谷、聞きしに勝るクリンソウで流れの中にクリンソウアイランドあり道沿い、沢沿いはクリンソウロードです。幸せ気分ですね。
運が良くてコケイランに出合います。
魚谷峠から一息で魚谷山です。
柳谷峠からの谷沿いに今日のメインのピンクの谷があるのです。
でも、えェ〜、ウソ〜と叫びたくなるほど少ないのです。どうして〜?クリンソウにもあたり年と裏年があるのかどうか知りませんが、昨年に比べて断然少ない、半分くらいです。 (;_;)
まさかこんなところまで盗掘?とは考え難いですが。こんな事態に直面すると途端に悲しくなります。
上から見ると花のドーナツ↓

最後の上りは滝谷峠、少し疲れてきた?方もいるようで、ゆっくり上ります。
あとは貴船神社へ下ります。緑と清流の美しさはさすが「水源の森百選」と何度も歩いていますがいつもそう思います。
また運がよくてギンランに出合いました。
今日はヤマシャクヤク、コケイラン、ギンランにも出合えとてもハッピーでした。
きっと、きっと来年も会えますように。
コースタイム
雲ヶ畑岩屋橋バス停 9:30→薬師峠 10:30→桟敷ヶ岳 12:05→狼峠→魚谷峠 14:40→魚谷山 14:50→滝谷峠 16:05→貴船神社 17:00→貴船口 17:45

   

クリンソウについて
京都府カテゴリーの絶滅危惧種       (京都府内において絶滅の危機が増大している種)
近畿レッドデーターブックカテゴリーの絶滅危惧種C   (絶滅の危険性が高くなりつつある種)
に指定されています。

園芸目的の採取、道路工事、湿地開発などで激減しているそうです。
反対に自然を愛する山草家の中に、栽培された株を山中に植え戻そうとしている人もいるそうです。善意からの発想でしょうが、それはそれで自然破壊を助長することもあるので慎んでいただきたい、と読みました。
大切にしたいですね、マイナスもプラスも絶対にいけないことです。


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